阿蘇・杵島岳:子どもたちと楽しむ低山トレッキングのすすめ

ファミリー向け登山スタート!

保育園児の子どもがいるファミリーにとって、1200m前後の低い山でもハードルが高いと思います。

そこで今回はお散歩気分でチャレンジできる杵島岳山頂をめざしました。

時刻は午後の4時台。

観光客が少ない時間帯を選んで、草千里の駐車場に車を停めて頂上めがけて歩き始めます。

遊歩道が整備されているので、最初は体をほぐす感じでゆっくり子どもたちの歩幅を確認しながらペースをつかみました。

新しくできた遊歩道はまもなく昔からある舗装された登山道へと接続します。

程なくして、登山者が登山計画を入れるポストが右手に見えてきます。

記帳所

私たち家族は杵島岳しか登らないので登山届の提出はしませんでしたが、縦走したりする方はぜひ届け出した方がよいでしょう。

ポストを過ぎると木々が生い茂った舗装路をてくてくと歩いて行きます。

季節ごとに色々な花を探して遊べます

カノコソウ?

私たちが通った時期はピンク色の花と白い花が咲いていました。

スイカズラ?

植物が分かるアプリとか図鑑があると楽しかったでしょうね。

うちの子どもたちは蜘蛛の巣や落ちているメダルに反応してテンションが上がっていました。

しばらく舗装路を歩くと視界が開けて、杵島岳へのルートを示す標識が見えてきました。

ここまではフラットな遊歩道です

そこからは少し急な登りが続きます。

階段は歩幅を指定されるのできついです

数えてましたが、途中で挫折したほどの階段数でした

残念ながらコンクリートで作られた階段状の遊歩道が設置されていて、歩幅が狭くてなんだか筋トレをしているかのような錯覚に陥ってしまう歩道でした。

上の子はどんどん先に登っていきますが、下の子はきつくなると座り込んで抱っこをせがみましたので、ウエイトトレーニングかよ!と思いながらも前抱っこして登ります。

背中には三人分の荷物。前には下の子を抱えての登りは修行のように辛かったです。

階段状の遊歩道に嫌気がさした人の踏み跡が遊歩道の左右にありますので、土を踏みしめたい方はそちらを選択した方がよいですね。

私は階段の角をわざと踏むようにして、土踏まずを刺激しながら登りました。

杵島岳の火口周辺の崩落部分

ふと顔を見上げると杵島岳の山頂付近が九州北部水害で崩落しているのが見えます。

この景色が待っているからやめられません

そこまで来ると草千里がとても美しい眺めを楽しめます。

新緑がまぶしい草千里

子どもたちも「わぁー!」って叫んでしまうぐらい草の緑と空の青のコントラストが美しい景色でした。

ここからさらに階段を上り続けるとまもなく杵島岳の山頂に到着します。

杵島岳山頂に到着

杵島岳山頂

山頂は小高い丘のようになっていて、北側には杵島岳の火口後のくぼみがぽっかり口を開けていて、時間があったら中に入ってみたい気持ちになりました。

また体力に余裕があれば、杵島岳の火口周辺を一周できるのでチャレンジしたいと思いましたが、下の子がまだ難しいかなと思って今回はやめました。

稜線が少し崩れているところがあるので、初心者の方は無理しない方がよいと思います。おそらくザイルが必要になるケースもあるでしょう。

山頂ではお決まりの記念撮影をして、自分たちの家がどこにあるのかを当てっこして、持参した行動食という名のおやつを食べて下山です。

杵島岳の山頂からは中岳火口が素晴らしい構図で撮影できるためか、カメラマンの方も登ってきて三脚を設置して滞在されていました。

話しかけたかったのですが、子どもたちが下りたいといってさっさと下りはじめてしまったので、あわてて荷物を撤収して、追いかけます。

子どもたちはお互いに手をつなぎ合って、助け合いながら下りていきます。

いつもはケンカばかりしているけれど、こんな時は仲良し

そんな後ろ姿に子どもたちの成長を感じつつ、ゆっくり後に続きました。

下りは結構な急坂なので、膝に来ました。。。

あまりにも膝がガクガクするので、横向いて歩いたり。

膝が弱い人にはちょっと酷な傾斜でした。

子どもたちはそんな私を尻目に先へ先へと下っていきます。

時折待っててねと声かけしながら、帰路へと着きました。

登りはじめるときに見かけたポストまで来ると「帰ってきた-」という感じがします。

あとはゆっくり車の所へ戻るだけなのですが、最後の最後で下の子は足首をひねってしまい、転倒。膝をすりむいて大泣きしてしまいました。

こんなことがあるので、救急セットは必須アイテムです。
虫さされの時に毒を吸い出すポイズンリムーバー入りがお薦めです。
私は自分で適当に必要なものをポーチに入れて持ち運んでいます。

消毒して絆創膏を貼って、ハグして励まして、車へと戻ります。

登り初めて帰ってくるまで1時間ちょっとでした。
さすがに元気な子どもはガイドブックのコースタイムより早いですね。

あとは安全運転で家に戻るだけ。

次は高岳か根子岳に登るんだという子どもたちのリクエストに応えられるよう、私も膝を鍛えないといけないなと思った次第です。

阿蘇カルデラの雄大さを感じることができます

なおアプローチの1/4ぐらいは両側を雑木におおわれていますが、尾根にとりついたら日光を遮るものはないので、晴れた日には太陽に焼かれると思って対策をしてください。私たちは水分補給を甘く見てしまい、夜は頭痛に悩まされてしまいましたので、お気をつけください。

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